ひとくちにインプラントといっても色々な形状や表面性状があります。
そもそも現在のインプラントはチタンで作られており、そのインプラントの表面性状としては、チタン単実のもの、HA等をブラスト処理してあるもの、
チタンビーズを接してあるもの、電気的に加工してあるもの等、国内でも30種類のインプラントが流通しています。
また形状も次のようなタイプがあります。
<スクリュータイプ> 現在最も多く使用されているもので、インプラント表面にネジ切られていて、インプラント植立時に廻しながらインプラントするタイプです。 |
<シリンダータイプ> 円筒形で表面にネジは切ってなく、植立時はマレッティングする(専用の器具で打ち込む)ものです。比較的短時間でインプラントできます。 |
<ブレードタイプ> 板状で幅が狭く細いので骨幅の狭い部分に用いることが可能ですが、このインプラント単独での利用は出来ません。 |
<その他>
骨膜下インプラント 顎の骨が薄かったり、深さが足りない場合等、骨内インプラントが不可能な場合に行います。
骨の印象(型取り)をとって、オリジナルなフレームを制作し骨に這わせます。現在はあまり行われていません。